ホロホロシュリンプの水換えと足し水|真水と汽水、どっちを足す?
ホロホロシュリンプを飼っていると、「水換えってどのくらいの頻度でやればいいの?」「足し水ってどうするの?」と迷いますよね。
ホロホロシュリンプの水換えと足し水、私のやり方を紹介してみたいと思います。
実は「水換え」と「足し水」は、似ているようで役割がちがう作業です。
この記事では、私が2年間やってきた水換えの頻度と量、足し水のやり方、汽水(塩分濃度)の作り方を、実際の数字つきで紹介します。
ホロホロシュリンプの「水換え」と「足し水」はどう違う?
まず、この2つの違いから。
- 水換え…汚れた水を抜いて、新しい汽水と入れ替えること
- 足し水…蒸発して減った分の水を、継ぎ足すこと
ざっくり言うと、水換えは「入れ替え」、足し水は「継ぎ足し」。
この2つで、足す水の中身がちがってくるので、順番に説明します。
ホロホロシュリンプの足し水のやり方【真水を足す理由】
私は、ヒーターやファンをつけている時期は、毎日水位を確認して、減っていたら足し水をしています。
水槽が小さめだからか、ファンを使う夏は特に、水がどんどん蒸発して減っていくんですよね。
ここで気をつけたいのは、足し水は「汽水」ではなく「真水」を足すということ。
なぜかというと、蒸発して出ていくのは水分だけで、塩は水槽の中に残るからです。
つまり、水が減る=塩分濃度が高くなっている、ということ。
ここに汽水を足してしまうと、どんどん水槽の中の塩分の濃度が濃くなってしまいます。
だから、減った分は真水を足して、元の濃度に戻してあげるイメージです。
飼い始めたばかりのときは、どの水を足せばいいのかわからなくて、たくさん調べました。
水位に印をつけておくとラク

私は、水換えをしたときの水位に、マジックで線を引いています。
そこから減った分だけ、真水を足せばいいので、毎日の管理がとてもラクになりました!
水槽がガラスなので、油性マジックで線を書いても、除菌用のアルコールとかで簡単に消せますよ!
足し水のカルキ抜きについて
足す真水は、本来はカルキ抜き(塩素を抜くこと)をした水を使うのが安心とされています。
でも、こういうカルキ抜きって「約10Lに対してどのくらい入れる」みたいな多めの量に対しての使い方しか書いてないんですね。

私が足し水をしたいのはそんなに多い量ではないので、どうすりゃいいの!?と思いました。
- 2Lに対して0.4ml
- 1Lに対して0.2ml
- 500mlに対して0.1ml
テトラのコントラコロラインの場合、上に書いた量を使えばOKということになります。
作りやすい量で、1Lか500mlのペットボトルを使えばいいと思うのですが、私は500mlのペットボトルを使っています。
0.1mlなんてどうやって計測すればいいんだ!と思ったのですが、ここでもスポイトが役にたちました。



私が持っているスポイトは0.5ml刻みでメモリが付いています。
なので、0.5mlよりも少なくなるようにスポイトで吸って、水に入れてしまっています。(正確に計量できているわけではない)
今のところ、この使い方でホロホロシュリンプが☆になったことはないので、大丈夫そうですが、可能な方は0.1ml刻みで吸えるスポイトがあると便利かと思います。
私の環境だと、夏や冬は500mlのペットボトルに作ったカルキ抜き後の水は3日もしないで使い切るのでちょうどいいです。
余談
私は、上記で書いたようにカルキ抜きを使っていますが、究極に「測るのが面倒くさい…」と思ったときには、浄水器の水をそのまま水槽に入れています。
私の環境では、これでも問題なくエビたちは元気で、以前飼っていたメダカやチェリーシュリンプのときも、この方法で大丈夫でした。
※ただし、浄水器はカルキ(塩素)を取りきれない機種もあるそうです。
私はたまたま大丈夫でしたが、心配な方は、市販のカルキ抜き剤を使うほうが安心だと思います。
ホロホロシュリンプの水換えの頻度と量
次に、水換えについて。
ホロホロシュリンプは水を汚しにくいエビなので、水換えの頻度はそんなに多くありません。
私の場合は、3ヶ月〜6ヶ月に1回くらいのペースです。
本当は6ヶ月に1回でもいいくらいなんだけど、汚れが気になると、つい3ヶ月で水を替えてしまいます。
飼い始めたばかりのときは、2か月に1回くらいの頻度で掃除しちゃっていました。
1回で換える水の量は、全体の3分の1くらい。
私の水槽は10Lなので、2Lくらいだけ換えることもあります。
一度に全部の水を換えてしまうと、せっかく安定した水の環境がリセットされてしまうので、少しずつ換えるようにしています。
水換えで入れる汽水(塩分濃度)の作り方
水換えのときに入れる新しい水は、汽水(きすい)です。
汽水とは、海水と真水の中間くらいの、うすい塩水のこと。
ホロホロシュリンプは、この汽水で暮らすエビです。
私はホロホロシュリンプを飼い始めることになって、汽水の存在を知りました。
汽水を作るときは「汽水のもと」を使って作っています。
海水のもとを使って作ることもできるそうなのですが、計量とか計算が大変そうだったので「汽水のもと」を使ってます。
比重計で塩分濃度をはかる
汽水を作るときは、アナログの比重計(塩分濃度をはかる道具)で濃度を確認しています。
テトラのハイドロメーターです。
私が目安にしているのは、比重1.012くらい。
これは、ホロホロシュリンプの繁殖に成功していたYouTuberの方が紹介してくれていた数値を参考にしています。
私の水槽ではこの濃度で2年間うまくいっています。
おもしろいのが、同じ「汽水のもと」でも、商品によって出来上がる濃度が1.012だったり1.015だったりするんですよね。
だから私は、作ったあとに必ず比重計ではかって、1.012くらいになるように調整しています。
最初は「汽水のもと」なんだからこれで作っておけば大丈夫でしょ!って思ってたんですが、メーカーが違うのだから濃度も違うんじゃ?と思って計ってみたら、やっぱりメーカーによって濃度が違ったって感じです。
計らなかったら知らないままだった。
汽水の詳しい作り方についてはこちらの記事でまとめています
→ホロホロシュリンプの汽水の作り方|計算が苦手な私でもできた方法
ホロホロシュリンプの水換え・足し水は「塩分濃度」を意識しよう
- 足し水…蒸発で減った分は「真水」を足す(塩は残るので塩水を足すと濃くなる)
- 水位に印をつけておくと、足し水がラク
- 水換え…私は3〜6ヶ月に1回、3分の1(10Lなら2Lくらい)
- 水換えで入れるのは「汽水」
- 足し水は真水、水換えは汽水
ホロホロシュリンプはあまり手のかからないエビですが、「足し水は真水、水換えは汽水」という塩分の考え方だけ押さえておくと、管理しやすくなると思いました。

