ホロホロシュリンプの赤ちゃんエビを2回とも育てられなかった記録
ホロホロシュリンプを飼っていると、「増やしてみたい」「赤ちゃんが見てみたい」と思いますよね。
私の目標も、100匹まで増やすこと!
これまでに2回、抱卵と赤ちゃんエビの誕生を見ました。
でも正直に言うと、私はまだ、育てあげられていません。
この記事では、ホロホロシュリンプの繁殖について一般的に言われていることと、私が2回経験した抱卵・赤ちゃんエビの記録を、失敗も含めて書きます。
これから繁殖を狙う方に、私と同じ失敗をしてほしくない、という気持ちで書きました。
ホロホロシュリンプの繁殖について、一般的に言われていること
まず、調べてわかったことから。
卵から、そのまま赤ちゃんエビが生まれる
ホロホロシュリンプは「陸封型」のヌマエビの仲間で、卵から直接、赤ちゃんエビ(稚エビ)が生まれるタイプなのだそうです。
エビの中には「ゾエア幼生」というプランクトンのような姿の時期を経る種類もいますが、ホロホロシュリンプにはその時期がない、と言われています。
そして、卵が孵化するまでには1〜2ヶ月ほどかかり、その間ずっとお母さんエビが卵を守っているのだそう。
1〜2ヶ月もかかるなんて、ほかのエビ(ビーシュリンプなど)よりも期間が長い気がする。
実はホロホロシュリンプの確実な繁殖方法はわかっていない
意外だったのですが、ホロホロシュリンプの確実な繁殖方法は、まだはっきりわかっていないとされています。
ただ、汽水で飼育していると、自然と抱卵することがあるようです。
本格的に繁殖を狙うなら、
- 30cm以上の水槽
- オスメスあわせて20〜30匹以上
- 安心できる隠れ家をたくさん作る
- 水質を急に変えない
といった条件が良いとされているようです。
抱卵中のメスはストレスに敏感で、隠れ家がないと卵を落としてしまうこともあるのだとか。
ちなみに私の水槽は10L、エビは15匹くらい。
条件としては、けっして十分ではありません^^;
それでも抱卵してくれたので、小さめの水槽でも、抱卵すること自体はあるのかなと思っています。(もちろん、条件を整えたほうが可能性は上がると思います)
【1回目】ホロホロシュリンプの抱卵に気づいた日
1回目の抱卵に気づいたのは、2月のことでした。
お腹のところに、赤黒い卵がくっついているのが見えたんです。
「もしかして…?」ではなく、「卵がある!」とすぐわかるレベルの、はっきりした色でした。
これが卵!!
すごくうれしい!
(このときの写真が撮れていないのが、いまでも心残りです…)
そして、抱卵に気づいてから1ヶ月ほどで、赤ちゃんエビが生まれました。
一般的に言われている「1〜2ヶ月」と、だいたい同じくらいですね。
赤ちゃんエビは、頭を下にしてふよふよ浮いていた
生まれた赤ちゃんエビは、7匹くらい。
とても小さくて、頭を下にして、水の中をふよふよと浮いているような状態でした。
親エビのように、しっかり泳いだり岩にしがみついたりする感じではありません。
ただ、ただよってるだけ。
頭が下向いているけど大丈夫なのかな?
と、毎日心配で変化がないか観察してました。
【1回目の失敗】赤ちゃんエビが水流に巻き込まれて消えた
当時、私が使っていたのは水中フィルターでした。(水を汲み上げて、水面の上から水を流し込むタイプ)
水量をいちばん弱くしていても、20cmキューブの水槽には水流が強すぎたんです。
そして、私は何度も目撃してしまいました。
ふよふよ浮いている赤ちゃんエビが、フィルターの水流に巻き込まれて、すごい勢いでどこかへ飛んでいってしまうのを。
これ平気なのか…!?
そして、ある日ふと気づきました。
そういえば、赤ちゃんエビがいない。
気づいたときには、1匹も見当たりませんでした。
フィルターの水流だけが原因と言い切ることはできませんが、あの「飛んでいく赤ちゃん」を何度も見ていたので、水流が大きかったのだろうと思っています。
多分壁や岩にぶつかったりして体力を消耗して☆になってしまったのかもしれません。
大人のホロホロシュリンプは水流にも耐えられます。
でも、生まれたばかりの赤ちゃんエビは、ふよふよ浮いているだけ。
水流には、本当に気をつけてあげてください。

【2回目】1年半後、5月にまた抱卵
1回目の抱卵(2月)から1年半後の5月、またお腹に卵を持った子を見つけました。
今度こそは、と思いました。
この頃には、水槽もフィルターも変えていたので、前回の抱卵時期とは環境が違います。
- 水中フィルター → スポンジフィルターに変更
- エアポンプも、ニッソーのエアポンプMUTEのSタイプにして弱めのタイプに変更
生まれた赤ちゃんエビは、6匹確認できました。
やっぱり、頭を下にしてふよふよと浮いています。
1回目と同じ姿です。

2回目は写真が撮れた
でも今回は、水流に飛ばされる子がいませんでした。
ふよふよ浮いたまま、静かな水の中で過ごせている。
水流を弱くして、本当によかった…!
それでも、ホロホロシュリンプの赤ちゃんエビを失ってしまった…
順調に育っていた赤ちゃんエビたちですが、そのあと、水流とはまったく別の原因で、ほとんどを失ってしまいました。
私の不注意が原因です。
その話は、同じ失敗をする人が少しでも減るように、別の記事に詳しく書きます。
ただ、1匹だけ、奇跡的に生き残ってくれた子がいました。
この子だけは、絶対に大人になるまで育てたい…!
そう思っていたのですが。
今は、その子の姿を確認できていません…。
大きくなって、岩の下に隠れているのか。
それとも、もういないのか。
正直、わかりません。
うちのエビたちは大きな溶岩石の下に隠れていることが多く、普段見えるのは数匹だけ。
だから、どこかで元気にしていてくれたらいいなと思っています。
次の掃除のとき、見つけられたらいいな
ホロホロシュリンプの赤ちゃんエビは「水流」に気をつけよう
- ホロホロシュリンプは、卵から直接赤ちゃんエビが生まれる
- 孵化までは1〜2ヶ月ほど。私の場合は約1ヶ月だった
- 抱卵の合図は、お腹の「赤黒い卵」。見ればすぐわかる
- 赤ちゃんエビは、頭を下にしてふよふよ浮いているだけ。泳げない
- だから水流に巻き込まれてしまう。フィルターは水流の弱いものを
- 私はまだ、赤ちゃんエビを育て上げられていない(現在も挑戦中)
この記事は「繁殖に成功しました!」という話ではなく、2回抱卵して、2回とも育て上げられなかった、失敗の記録です。
成功した!という報告をしている人が多い中で、私のように失敗している人もいるかもしれない。
同じように赤ちゃんエビを見つけて、どきどきしている人に、私の失敗が少しでも役に立てばいいなと思って書きました。

