ホロホロシュリンプのエビ水槽の近くで殺虫剤を使ってしまった!私がとった対処と防ぐためにできること
今、ホロホロシュリンプに限らず「エビの水槽の近くで殺虫剤を使ってしまった」と焦ってこの記事にたどり着いた方がいるかもしれないので、先に結論を書きます。
すぐに水槽を確認してください。
そして、できるなら、しばらく観察していたほうがいいと思います。
私は「換気してるし大丈夫かな」と、その場を離れて2時間後に見に行きました。
そのときにはもう、エビたちに異変が出ていました。
何も起きない可能性もあります。
でも、異変が出たときにすぐ動けるように、そばで見てあげると良いと思います。
ホロホロシュリンプを飼っている私が、実際にやってしまった失敗です。
※この記事は、私が実際に体験したことをまとめています。対処法についても「これが正解」と言えるものではなく、私がとった行動の記録です。
殺虫剤を使った近くの水槽でエビに出た異変
まず、私のホロホロシュリンプ水槽に実際に出た異変を書いておきます。
- 大人のエビ…いつもは岩の下に隠れている時間なのに、ほぼ全員が水槽の中を泳ぎ回っていた(明らかに異常)
- 赤ちゃんエビ…いつもはふよふよ浮いているだけなのに、明らかにおかしな動き方をしていた(動きが変すぎる)
うちのホロホロシュリンプは、普段は溶岩石の下に隠れていて、見えるのは1〜4匹くらい。
それが全員出てきて泳ぎ回っているというのは、明らかに異常な光景でした。
これはヤバい…!
殺虫剤の「ピレスロイド系」はエビにとても強い毒性がある
私が使ってしまったのは、フマキラー「カダン お庭の虫キラー ダブルジェット」という殺虫剤です。
有効成分は、ピレスロイド系(イミプロトリン、ビフェントリン)。
この商品が特別に危険、というわけではありません。(庭では効果絶大だし、私も助かっています。)
ピレスロイド系は、ほとんどの家庭用殺虫剤に使われている成分です。
メーカーが違っても、殺虫スプレーの多くはこの系統。
そして、ピレスロイド系はエビや魚などの水生生物には、とても強い毒性があると言われています。
つまり、「別のメーカーの殺虫剤なら安全」ということは、ほぼないということになります。
お手元の殺虫剤の成分、一度確認してみてください。
しかも、その殺虫剤は「屋外専用」だった
あとから確認して「やっちまった…」と思ったことが。
私が使った殺虫剤には、「屋外専用」と書かれていたんです。
製品は、何も悪くありません。
屋外で、正しく使えばいい商品です。(害虫があっというまにコロリです。)
悪かったのは、それを玄関(屋内)で使ってしまった私でした。
私がやってしまったこと|玄関の蜘蛛と、ホロホロシュリンプ水槽の位置関係が悪かった
もともとこの殺虫剤は、庭に出る「やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)」という危ない虫を退治するために買ったものでした。
なぜか今年は庭に「やけど虫」が大量発生。
「やけど虫」はその名の通り、触ったときにやけどをしたような状態になってしまう危険な虫、ということで、駆除したかったんです。
そして正直に言うと、私はエビが殺虫剤に弱いことを知っていました。
以前レッドビーシュリンプなどを飼っていたときに調べていたし、メダカやカブトムシが殺虫剤で死んでしまうことも知っていたんです。
それなのに。
ホロホロシュリンプの水槽は玄関に置いてあるのですが、その玄関に、ある日蜘蛛が出ました。
私は、玄関のドアを全開にして、その殺虫剤を使ってしまったんです。
本当に、うっかりでした。
ドア全開だし、さすがに大丈夫だよね。
って本気で思っていた。
「換気してるし、フタもあるから大丈夫」と、その場を離れてしまった

ここが、いちばんの失敗です。
水槽にはガラスのフタがついていました。(でもかなり隙間が開いている)
玄関のドアも全開でした。
だから私は「これだけ換気していれば大丈夫かな」と思って、水槽から離れてしまったんです。
「あとでちょっと様子を見よう」とは思っていました。
だから、次に水槽をのぞいたのは、2時間後。
そこで見たのが、最初に書いた光景です。
ほぼ全員のエビが、勢いよく泳ぎ回っていました。
もし、そばで見ていたら…もっと早く気づけたのかな。
私がとった対処|赤ちゃんを諦めて、水を極限まで抜いた
赤ちゃんエビの動きも、明らかにおかしくなっていました。
いつもはふよふよと浮いているだけなのに、ピンッ、ピンッ、っと変な動きをしてたんです。
「このままだと全滅するかも」
そう思った私は、水に溶けてしまった殺虫剤の濃度を、とにかく薄めるしかないと判断しました。
でも、きっと水を交換したら、赤ちゃんのエビは間違えてホースに吸われて☆になってしまうかもしれないし、水の温度や汽水の濃度の差で☆になってしまうかもしれない。
だけど、大人のエビを生かすことを考えたほうが繁殖の可能性は残っているはず。(いつかまた卵を産んでくれるかもしれないから)
そんな結論に至り、赤ちゃんエビを諦めて、極限まで水を抜いて新しい水と交換しました。
もう、大人のエビたちを守るには、そうするしかないと思ったんです。
※これが「正解の対処法」かどうかは、私にもわかりません。
エビを別の容器に避難させる、活性炭を入れるなど、他の方法もあったかもしれません。(私は活性炭をすぐに準備できなかった。)
逆に、異変がまったく出ていないうちに慌てて大量の水換えをすれば、水質や水温の急変でエビを弱らせてしまうこともあると思います。
あくまで、「異変が出ている」のを見た私が、とっさに判断してやったことの記録です。
大人のエビは、落ち着いてくれた
しばらくすると、大人のホロホロシュリンプたちは、だんだん落ち着いてきました。
結果的に、大人のエビは1匹も☆になりませんでした。
でも、赤ちゃんエビは、水を抜いたときに一緒にいなくなってしまったのだと思います。
覚悟はしていました。
それでも、やっぱり悲しかった。
次の日、赤ちゃんエビが1匹だけ生きていた
赤ちゃんは全滅してしまった。
そう思っていた次の日のことです。
いつもの日課で水槽を見てみたら
1匹だけ、赤ちゃんエビがふよふよ浮かんでいたんです。
奇跡!!!
うれしくて、夫に報告しに行きました。
子どもにも「赤ちゃん生きてたよ!!」と報告。
その後、3週間ほどかけて、その子がちゃんとエビの形になったのも確認できました。
……ただ、そこから先、赤ちゃんエビを見つけられなくなってしまいました。
大きくなって岩の下に隠れているのか、それとも、もういないのか。
正直、今もわかりません。

同じ失敗をしないために、私が今やっていること
この事故のあと、私が徹底していることです。
- 玄関では、絶対に殺虫剤を使わない(水槽がある場所だから)
- 玄関の内側では使わない。使うなら外に出てから
- 「換気しているから大丈夫」と思わない
- 「フタがあるから大丈夫」と思わない(隙間から入ります)
- もし使ってしまったら、その場を離れずに水槽を見守る(私の失敗は、離れてしまったこと)
殺虫剤がエビに害があると知っていても、ちょっとしたうっかりで事故が起きます。
私はエビが殺虫剤に弱いことを知っていたのに、「目の前の蜘蛛をどうにかしたい」という一瞬の判断で、やってしまいました。
だからこそ、「知っている」だけではなく、そもそも水槽のある部屋には殺虫剤は持ち込まない、もしくは殺虫成分がない殺虫剤を使うというルールにしています。
ホロホロシュリンプ含むエビ水槽の近くで殺虫剤を使ってしまったら慌てず対処
- ほとんどの家庭用殺虫剤は「ピレスロイド系」。エビには強い毒性がある
- 異変のサイン…大人が一斉に泳ぎ回る/赤ちゃんの動きがおかしい
- 「換気してる」「フタがある」は、安心材料にならなかった
- 異変を見てから、水を極限まで抜いて交換した(大人は無事。ただし正解かはわからない)
- 殺虫剤には殺虫成分フリーの商品もある
もし今、同じ状況にいる方がいたら。
何も起きないかもしれません。
だから、いきなり慌てて水を全部替える必要は、ないのかもしれないです。
でも、ちょっとでもオカシイところがあったら、慌てずにできる対処をしてみてください。
